「食欲」

Wow, you have an enormous appetite this morning!
(ワゥ、ユー ハヴァn イノーマス アペタイト ディs モーニンg)
今朝はすごい食欲ね!

上の文を言ってみてください。そして、発音チェーック!
Wow の "w"、口をすぼめて突き出して言ってますか?
have の "v"、上の前歯で下唇を軽く咬んで息を出してますか?
this の "th"、ちゃんと舌を上下の前歯で軽くはさんでますか?

少し発音に慣れてきたら、単語と単語を続けて発音できるところを
続けてみましょう。
上の文では "have an" のところ。「ハv アン」でなく「ハヴァn」
とすると、とても英語らしく聞こえますよ。

How about another helping (of this) ?
(おかわりはどう?)

なんて言いたいところですが、たいてい娘は朝食は牛乳だけ。
よく食べるのは、お昼か夜です。

Aren't you hungry? 
(おなかすいてないの?) 
の問いかけには、英語で
I'm not hungry. 
(おなかすいてない)
と答えます。

ほんとうは、"No, (I'm not.) I'm not hungry." 
と答えてほしいのですが、時々否定疑問の答えを間違えて、日本式に
"Yes. I'm not hungry." と言ってしまう娘。

幼稚園に行く前は間違わなかったのに、幼稚園に行くようになって、
日本式に答えてしまう時が出てきました。
母から訂正されるのが嫌なのか、最近は "Yes" "No"を言わずに、
直接、上のように答えることが多い気がします。

頻繁に子どもの間違いを訂正するのは、あまり感心できないのですが、
それでも母は否定疑問の答えの間違いは即座に正し、
"No, (I'm not.) I'm not hungry." と念を押します。

というのは、この否定疑問に対する答えで、大失敗をしたことが
あるからです。
私にとっての初めての海外旅行、大学時代の「ドイツ研修旅行」の
中のホームステイでの出来事です。

ステイ先のご家庭で、ホームパーティーが開かれたのですが、ゲストの
一人が風邪気味の私に、親切にも彼の上着を貸そうとしてくれました。
  
大丈夫なので「いいえ、結構です。」 と言うと、
「僕の上着、汚いから気に入らないの?」と否定疑問で尋ねられました。
「いいえ、そんなことないです。」のつもりで、間髪を入れず
"Nein!(No!)"と答えると、みんな大爆笑!! 
とんでもないことに、私は「気に入らないわよ!」と言ってしまったのです。
  
笑ってもらったからよかったものの、二度とこの失敗はしないと
固く心に誓ったのでした。
娘にも決してこの失敗はさせたくないのです。

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