読み聞かせする本を選ぶのに参考になる本
" 英語ペラペラキッズ(だけにじゃもったいない)ブックス"
英語圏での幼児、児童教育用の定番絵本やテキストが、
約350冊紹介されています。
アメリカ、イギリスのネイティブスピーカーも必ず読むで
あろう児童書の「定番」が集めてあります。
0~3歳向け 49冊
プリスクール:3~5歳 64冊
キンダーガーデン:5~7歳 56冊
エレメンタリースクール1:7~9歳 36冊
エレメンタリースクール2:9~11歳 48冊
ミドルスクール:11歳~ 32冊
ワークブック 64冊
基本的な児童書をほとんど網羅している本です。
本の表紙の写真があり、書評がありますので、本選びの
参考にいいです。
ただし、単行本の紹介が主で、ORTなどのようなシリーズ
ものや、語数を制限して書かれている Graded Readers に
含まれる本は掲載されていません。
また、総語数などは書かれていません。
でも、英語ができる方であれば、これ1冊で十分かも という
本です。
" 親子で始める 英語100万語! "
もともとは大人が英語力をつけるために、やさしい絵本から
始めて、児童書やGraded Readers で徐々にレベルを
あげていき、1〜2年でペーパーバックを読めるようになる
ための「多読」という方法を、親子向けに書き直した本です。
メルマガ 2.「英語子育ての実践法」のコーナーで、既に
ご紹介した「読み聞かせ」の方法も載っています。
大人や、すでに自分で読み始めた子どもが、自分で読むだけ
であれば、この本に紹介されているSSS(Start with Simple
Stories)方式の多読法でいいと思います。
つまり、
(1)非常にやさしいものから始め、徐々にレベルを上げる。
(2)辞書は使わず、わからないところは飛ばして読む。
(3)大量の本を使い、年に50万語~100万語の大量の
英語を読む。
という方法です。
私が子どもに読み聞かせする時は、間違ったことは
教えたくないので、初めての単語は辞書などで発音や
意味を確認してから読むことが多く、そこはSSS方式の
多読法(2)とはちょっと違いますが。
(注:自分だけで読むときは辞書は使いません)
この本では絵本や児童書がレベル別に紹介されて
いますし、総語数も書いてあります。
読んだ方の感想もあり、本選びの参考になります。
ほんとに初心者向けの ORT などのシリーズの解説も
充実しています。
英語にはあまり自信はないけど、子どものために、これから
英語絵本の読み聞かせを始めてみようとお考えの方には、
最もお勧めしたい本です。
" 英語多読完全ブックガイド "
多読のためのブックガイドで、約1万冊の本の、題名、語数、
レベル、あらすじが紹介されている、カタログ本です。
約300冊の『超特選』『特選』『準特選』本については、本の
表紙の写真があり、詳しい内容紹介もあります。
460ページ、厚さ約2cmの、非常にボリュームのある本です。
特選以外の本は写真もなく、題名、語数、レベル、あらすじが
1行にまとめられた一覧表となっています。
初めからこの本だけ というのは、あまりお勧めできません。
ある程度の冊数を読んだ後であれば、この本で、おもしろかった
シリーズの別の本を探したりできますが。
初めてだと、索引もないし、ちょっと使いにくいように思います。
音声付きの本であるかどうか、すぐわかるところはいいですよ。
「親子で始める 英語100万語! 」で読んだレベルの本と、
同じレベルの本を、もっとたくさん読み聞かせしたい方に
お勧めの本です。