「恥ずかしいよ!」

It's so embarrassing!
(イッツ ソゥ エmバラスィンg)


 so の " o " (オゥ)は「オー」にならないように
 してくださいね。「ソー」にならないように。

 embarrassing は「バ」にアクセントがあります。
 「バ」の "a" は発音記号では a と e をくっつけたように
  ae と書き、発音も「ア」と「エ」の中間のような音。
 しっぽを踏まれた猫が出すようなつぶれた音でしたね。
 日本語の「エ」の口の形から口角をもっと横に引き、
 その口の形のまま「ア」。
 どちらかと言うと「バ」というより「ベ」に聞こえるかも。

 "r" は舌先を上あごの後ろの方に丸めて、籠もらせた「ゥ」
 から始めて、舌先を上あごにつけないまま前に出します。
   

この表現は、前回の「鼻をほじらない!」に続いて言う
表現になります。
「それってとっても恥ずかしい(こと)よ!」

「恥ずかしい」と日本語では一言ですが、英語では

 ・自分や相手を「恥ずかしくさせるような」という意味の
   " embarrassing " と、
 ・自分が「恥ずかしい〜!」と思うという意味の
   " embarrassed "

の2通りありますので、決して、けっしてお間違えのないように!

顔が赤くなるような「恥ずかしい」ことをしてしまった時には
 " I'm embarrassed." です。

間違って 
 " I'm embarrassing." というと、
「みんなに恥かかせてあげるよ〜!」って感じで、恥じ入るのとは
正反対になってしまいます!


似たような間違いで実際に聞いたのが、" excited " と " exciting "
です。

有名な日本人女子バレーボールの選手が外国のチームで、憧れの
プレーヤー達と一緒にプレーをした時に、
 " I'm exciting!"  と言ってました。

「私はみなさんを興奮させるような、刺激的な人間ですよ〜!」
って伝わったでしょう。
(私はそれを聞いて、" I'm so embarrassed..." でした。)

正しくはもちろん、" I'm excited!"
「興奮してます!(直訳:彼等に興奮させられてます)」   

" embarrassing " や " exciting " で、人が主語になることは
「普通は」ないですよね。


 *「恥ずかしい」には " ashamed " もありますが、
  こちらはニュアンスがちょっと違って、罪の意識を感じるような、
  非道徳的な事をしたときです。
  例えば、セクハラとかカンニングなどをして後悔している時
  などに使います。

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