The Polar Express

邦題は『急行「北極号」』です。
映画化されたので、ご存知の方も多いと思います。


サンタクロースの存在を信じている少年がクリスマスイブの
夜に体験した不思議なお話です。

家の外に止まった急行電車に乗り、サンタクロースや
トナカイのいる北極へ。
電車の中にはパジャマやナイトガウンを着たたくさんの子ども達。
  
北極に着くと、少年はたくさんの子ども達の中から、サンタクロース
から「最初のプレゼントを受け取る子」に選ばれます。
そこで少年がプレゼントとして望んだ物はなんだったのでしょう。

サンタクロースからもらった、この大切なプレゼントですが、
気がつくと少年はなくしてしまっており、すっかり落胆して
しまいます。
でも・・・。
    
  
これって子どものための絵本というより、子どもの時の心を
思い出してほしい、大人向けの絵本のように思います。

彫刻家の作者による絵本だからか、絵もとってもステキです。
コルデコット賞を受賞している絵本です。
ぜひ原文で味わってください。   

30ページですが、見開きの片方のページだけに文章があります。
総語数は 1000語ですが、短い文で構成されており、読みやすいです。
クリスマスに必須の単語
 sleigh [スレイ](そり)、reindeer [レインディア](トナカイ)
の他、
 lean (痩せた)、harness(馬具)
などの見慣れない単語もありますが、難しくはありません。
ネイティブの4-8才向け。

アマゾンのサイト↓ では最初のひと開きの中身が見られますので、
興味がおありの方は必ずご確認くださいね。

(現在はハードカバーしかないようです)

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