The Five Chinese Brothers
この本はこのメルマガの熱心な読者である Tさんが
教えてくださった本です。
読んでみたらとても面白く、かつ、刑事・裁判関連の単語が
いっぱい覚えられる優れものでした。
(Tさん、ありがとうございました!)
昔の中国のそっくりな5人兄弟お話です。
長男は海の水を全部飲むことができ、次男は鉄の首を持ち、
三男はどこまでも足を伸ばせ、四男は燃えず、五男はずーっと
息を止めていることができるという特技をもっていました。
いつも珍しい魚を釣って市場に売りにくる長男に、ある日
男の子が一緒に釣りに連れて行ってくれるよう頼みます。
長男は海の水を全部、口の中に溜め、その間男の子は
干上がった海で珍しいものを集めてまわりますが、
合図したら戻るという約束を破り溺れ死んでしまいます。
一人で帰ってきた長男は逮捕され、首をはねられることに
なりましたが....。
英語があるのは 26ページ、1ページに 1-15行(平均 6行)です。
総語数は 1053語、ネイティブの 4-8才向けです。
絵本にあまり出てこない単語がありますので少し難しいかも
しれませんが、楽にボキャビルにはうってつけの絵本です。
consent(同意する), obey(従う), promptly(すばやく),
algae(海藻 -これは難易度高いです), desperate(絶望的な),
make faces at ~(〜に嫌な顔をする), fled(flee 逃げる),
arrest(逮捕する), tried(try 裁判をする), condemn
(有罪判決を下す),execution(処刑), bid(この本では
挨拶をする), assemble(集まる), be drowned(溺れる),
stake(くい), smother(窒息する、窒息させる)
特に刑事・裁判関連の単語は子どもの日常生活には
出てきませんがニュースやドラマでは頻出ですから。
ストーリー自体はお決まりの展開ですから、安心して
お読みくださいね。