The Tale of Peter Rabbit (Peter Rabbit シリーズ #1)

邦訳は『ピーターラビットのおはなし』です。

お母さんと3匹の兄弟と樅の木の下に住んでいるピーター。
お母さんが買い物に行っている間、あとの3匹はお母さんの
言うことを聞いておとなしく遊んでいますが、ピーターは
「決して行ってはいけない」と言われていたマグレガーさんの
庭に行きます。
そこはピーター達のお父さんが捕まえられ、パイに入れられた
怖いところ。
ピーターはさっそくいたずらを始めますが....。

日本では有名なピーターラビットですが、お話を知っている方は
案外少ないのでは?
最初に娘に読み聞かせをした時は、まだ小さかったからか、
ピーターがマグレガーさんに追いかけられるのを怖がりました。
いたずらな男の子向きかな? 

総語数 940語。
文章があるのは 32ページです。
見開きの片方にステキな挿絵、もう片方に文章という構成です。
1行-15行、1ページ平均6行です。
ネイティブの4-8才向けとなっています。
 
難しい単語は、currant(スグリ)、implore(切に願う)、
exert oneself(努力する)、wriggle(うまく切り抜ける)、
scutter(=scurry, 疾走する)、barrow(手押し車)、
fortnight(2週間)などです。

一見長くて難しそうな印象ですが、物語の展開がわかりやすい
ため、小さいお子さんに読み聞かせをしても大丈夫です。

私は以前にイギリス湖水地方にあるピーターラビットの
舞台になった家を訪ねたことがありますが、残念ながら
その日は休館日で、中に入れず、塀越しに庭を覗いただけに
終わりました。
著者のベアトリクス・ポターさんの人生はその近くにあった
博物館で知りました。
ナショナルトラストにも強く関わった、すばらしい方です。

このベアトリクス・ポターさんの人生が映画化され、
9/15より公開されています。

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