Dinosaurs Before Dark
今週は Magic Tree House シリーズの第1冊目
Dinosaurs Before Dark
(邦訳『マジック・ツリーハウス〈1〉恐竜の谷の大冒険 』)
をご紹介します。
8歳半の兄Jackと、その妹で7歳のAnnieが繰り広げる冒険物語
のシリーズです。
用心深い兄Jackに対し、大胆な妹のAnnieが好対照です。
ある日、二人は森の中の樫の木の上にツリーハウスを見つけます。
Jackが止めるのも聞かず、Annieははしごを上り、中に入って
しまいます。
その中には兄妹が住むペンシルベニアのフロッグ・クリークの
本を始め、たくさんの本があり、本好きのJackもついに中に
入ってしまいます。
第1巻ではツリーハウスにある恐竜の本の中のプテラノドンの
写真を見たJackが
"I wish I could see a Pteranodon for real."
と言ったとたん、ツリーハウスがもの凄い勢いで回転を始め、
その回転が止まった時にはなんと、二人は恐竜が住む白亜紀に
来てしまったのです!
ドキドキ、ハラハラの展開で、冒険好きの子ども達を虜にします。
ツリーハウスの所有者であろうと考えられる、謎の人物「M」とは?
総語数 4750語。
文章があるのは 61ページで、10章の短い章立てになっています。
3行-19行、1ページ平均14行です。
ネイティブの1-3年生向けとなっています。
難しい単語は、Cretaceous period(白亜紀)や、恐竜の名前
pteranodon(プテラノドン)、triceratops(トリケラトプス)、
anatosaurus(?)、Tyrannosaurus rex(ティラノサウルス・
レックス)などです。
辞書にも意味や発音が載ってない単語もありますが、それ以外は
兄妹の会話文が多く、わかりやすい挿絵もあり、見かけほど難しく
ありません。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
(4巻でひとつの小シリーズになっています。
CDもあり、そちらは8巻セットになっています)
(左:1巻のみ)(右:4巻セット)