Little Bear
邦訳は「こぐまのくまくん」です。
4つの短いお話が入っています。
・What Will Little Bear Wear?
雪の日です。
外で遊ぶのが寒いこぐまくんは、家に入ってきてはお母さんに
「何か着るものがほしいよ~」
と言います。
その度にお母さんは帽子や上着などを渡してあげるのですが、
それでも寒いというこぐまくんに、お母さんは...。
・Birthday Soup
こぐまくんの誕生日ですが、お母さんがいません。
お友達が誕生日のお祝いに来るのにケーキがありません。
こぐまくんはケーキの代わりにスープを作ることを思いつきます。
ニワトリ、アヒル、ネコがやってきて、みんなでスープを
食べようとした時、お母さんが大きなケーキを持って入ってきます。
・Little Bear Goes to the Moon
こぐまくんは自作の宇宙服のヘルメットをかぶって、月に行くと
言います。
木から飛び降りたら、そこにある森、鳥は地球のものと似ています。
見える家も自分の家のよう。中に入るとお母さんに似たくまから
「私の子も同じようにして地球に行ってしまったの。」と言われます。
さて、そう言われたこぐまくんは...。
・Little Bear's Wish
眠れないこぐまくん、いろいろな願いを思い浮かべています。
雲に乗って空を飛んだり、海賊船に乗ったり、トンネルを通って
中国に行ったり、大きな車に乗ってお城に行き、お姫様に
ケーキをもらったり。
どの願いもお母さんから無理と言われたこぐまくん、お母さんに
お話をおねだりします。
総語数 1626語。
各話11~13ページで、2行-16行、1ページ平均5~6行です。
難しい単語はほとんどありません。
「I Can Read」シリーズのレベル1(Beginning Reading)の本です。
ネイティブの4~8才向けとなっていますが、繰り返し表現が多く、
もっと小さくても大丈夫です。
「What Will Little Bear Wear?」では
"I want something to put on."
「Birthday Soup」では
"..., but not as good as Birthday Cake."
「Little Bear's Wish」では
"I wish that I could ..."
など、文法的にも二重丸の表現がいっぱいです。
(右はCD付きです)