Nate the Great
邦訳は『ぼくはめいたんてい(1) きえた犬のえ』です。
Nate は自称「探偵」の男の子。
ハードボイルドを気取っていて、文章は短く、淡々としています。
でも、ところどころにクスッと笑える場面がでてきて、きっと
お子さんの心をとらえるでしょう。
ずーっと以前に、この Nate the Great のシリーズの
Nate the Great and the Halloween Hunt
をご紹介した時は怖がって読めなかった娘が、時折クスッとか
ケラケラなど笑いながら読むようになりました。
この Nate the Great はシリーズの最初の本です。
お友達の Annie がなくした絵を探しに奮闘します。
容疑者は犬の Fang、友達の Rosamond、そして弟の Harry。
小さいながらも推理は名探偵。順序立てて、理論立てて事件を
解決します。
その中に時々、子どもの顔が現われ、かわいいです。
Native の4-8歳向けとなっています。
総語数 1585語。
↑" 英語多読完全ブックガイド " を参照しています。
(自分でカウントしていないので、イラストの中の単語や章末の
Activity がカウントされているかは不明です。ごめんなさい)
絵本は80ページですが、文があるのは50ページ。
1ページに2-16行、平均7行です。
難しい単語はほとんどありません。
章立てにはなっていませんが、結構長い本ですから1冊読み終えると
達成感があるのでは? と思います。
章末の Activity には「色の話」でお勉強したり、パンケーキや
クレヨンで作る猫のマスコットの作り方が載ってたり、親子で
楽しみながら英語の力がつく優れものです。