Yes, Verginia, There Is a Santa Claus
邦訳は「サンタクロースっているんでしょうか?」です。
とっても(世界一?)有名な社説で、お話ではありません。
今から約100年前に、8才の女の子が、サンタクロースが本当に
いるのかどうかという疑問を新聞社に送り、その返答の社説の
原文が本になったものです。
この難しい質問に対して Francis P. Church記者は、目に
見えなくても愛や寛容や献身が存在するようにサンタクロース
が存在することを、また、目に見えないからと言ってそれが
存在しない証明にはならないことを、格調高く、かつ子どもにも
理解しやすいように返答しています。
いくつかの本が出ていますが、私が持っているものはすべての
ページに素晴らしい絵が描かれ、その上に英文が書かれて
います。
(日本のアマゾンではもう手に入らないかもしれません。
アメリカのアマゾンでは、まだ新品が買えるようです。)
英文があるのは14ページ。
1ページに3~17行、平均6.5行です。
Native の8才以上となっています。
難しいことばが結構出てきます。
thus (このように)、prominently (際立って)、gratification
(満足、大喜び)、faithful (誠実な)、be numbered among
(~のうちのひとり)、affected (影響された)、skepticism
(懐疑主義)、skeptical (疑い深い)、comprehensible
(理解できる)、intellect (思考力)、boundless (無限の)、
intelligence (知能、知性)、generosity (寛大、寛容)、
devotion (献身)、abound (たくさんある)、dreary (わびしい)、
faith (信じること)、tolerable (耐えられる)、extinguish
(消す)、conceive (発音:コンスィーv、想像する)、veil
(発音:ベィゥ、覆い、ベール)、fancy (空想)、supernal
(高い所にある)、abiding (発音:ァバィディng、いつまでも
変わらない)、nay (発音:ネィ、否、いや)
教科書にも出てくるような本ですから、一度はご覧になって
みてくださいね。
(左が我が家にある本です)