「顔はわかるけど...」

 I can recognize her face, but...
(アィクン ゥレコgナィz ハr フェイs、 バッt...)


 can にはアクセントを置かないように気をつけましょう。
 「キャン」というより、どちらかと言うと「クン」に聞こえます。
 recognize の " r " は舌先を上あごの後ろの方に丸めて、
 籠もらせた「ゥ」から始めて、舌先を上あごにつけないまま
 前に出し、後を続けます。
 her の " r " は口をあまり開かずに舌先を上あごに沿って丸め、
 だんだん奥に持っていき、こもった音を出します。
 発音記号は " e " を 180度回転させ、 ":" を付けたものです。
 face の " f " は上の前歯で下唇を軽く咬んで、息を吐きながら
 出します。


子どもの友達やそのご父兄に会った時に、私がよく使う表現です。
名前までなかなか出てこないのです...。

「顔は思い出すことができる」でしたら、

  I can recall her face, but...
  I can bring her face to mind, but...

などが使えますし、「顔は覚えている」でしたら、

  I remember her face, but...

と言うことができます。

また、顔を主語に、動詞には be familiar to (人) 、あるいは
look familiar to (人) を用いて、

  Her face is familiar to me, but...
   / Her face looks familiar to me, but...
   (I can't remember her name.)

という言い方もできます。

逆に「名前は聞いたことがあるけど...。」であれば

  I've heard of her (name), but...
     
と言うことができます。

「名前と顔が一致しない」でしたら、

  I can't put faces with names.

と言えます。
 
私はなかなか人の名前が覚えられないのですが、皆さんはいかがですか?

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