日本人の知らない日本語

日本語を再発見できるコミックです。

日本語学校の先生が、外国人学生の質問にタジタジとなりながらも、
的確に質問に答えて学生の日本語力を上げていく奮闘ぶりを
マンガで楽しく表現してあります。

私は書店で偶然目にして立ち読みしていたのですが、声を出して
笑いそうな場面がたくさん!
立ち読みされる方はくれぐれもご注意くださいね。

立ち読みで済ますはずでしたが、中身は結構役に立つことも多く、
結局買って帰りました。

日本語で難しい助数詞(本は1冊、2冊、鉛筆は1本、2本など)、
敬語などは日本人でも勉強になります。
飛行機のアナウンスで、いつも「おかしいんじゃない?」って
思っていた、「・・・お申し出下さい」は、やっぱりおかしい
とのことで安心しました。
また、外国人にとって日本語のどこが難しいのかがよくわかって
興味深いです。
  
日本語の標準語「〜です」「〜ます」は、一昔前にはどのような
人たちが使っていたかご存知でしたか?
「〜ざます」についてはいかがでしょう?

コラムもとっても面白く、外国人が知っている日本語が、時代と
ともに変化している様子も書かれていました。
そこにはありませんでしたが、私のドイツの友人は「カローシ
(過労死)」をよく知っており、私に注意してくれました(?)

学生が祖国に持って帰りたいものも納得ですよ。
我が家に来た外国人が感動していたものばかり。
(中にはマニアックなものもありましたが)

とっても面白いので、機会があれば、ぜひご覧になってくださいね。


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