Where the wild things are

邦訳は『かいじゅうたちのいるところ』です。
ちょっと不気味でちょっと不思議なお話。
コルデコットメダル受賞作品です。

マックスという少年はオオカミの格好をしていたずらをします。
その罰として夕食抜きで自分の部屋に戻されます。
ところが... 部屋にはぐんぐんと森が現われ、そして海もできて
しまいます。マックスはボートで船出し、怪獣たちがいる島に
やって来ます。
怪獣たちは不格好で不気味ですが、どこかユーモラス。あまり怖い
感じはありません。
マックスはこの怪獣たちの王様になり、一緒に楽しく大騒ぎをします。
でも、どこからかおいしそうなにおいがただよってきます。
マックスは怪獣たちに別れを告げて、また自分のボートに乗り、
おいしそうなにおいの方に船出します。
たどり着いたところは自分の部屋。そこには温かな夕食が置いて
ありました。

夢なのか空想なのか、不思議な感じです。
  
総語数340語。
英文があるのは21ページ。1ページに1〜3行、平均2行です。
Nativeの4〜8才向けとなっています。
文が平易なので、もっと小さくても大丈夫ですが、怖がりの子
には不向きかも。
いたずら好きの男の子向けでしょうか。

難しい単語は
wolf (発音:ウルf、オオカミ)、vine (発音:vアィn、つる)、
gnash (発音:ナッシュ、歯ぎしりする)、tame (飼いならす)、
stare (じっと見る)、rumpus (大騒ぎ)
くらいでしょう。


(左:ペーパーバック、右:ハードカバー)
(このお話とセンダックの他のお話も収録したCDもあるようです)

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