「ホッチキスでとめてね」
Staple the papers together, please.
(sティpゥ ザペィパーz トゥゲザァ, pリーz)
Staple の " l(エル)" は舌先を上の前歯の付け根に軽く
つけるようなつもりで発音しましょう。
the、together の " th " は上下の前歯で舌先を軽く挟んで
から後ろに引きながら発音します。
papers の " er " は軽く舌先を上あごの後ろの方に丸め
ながら、少しこもった音を出します。
Staple、please の " p " の後や語末に母音を入れて、
日本語式の「ステイプル」、「プリーズ」とならないように
ご注意くださいね。
知らないとやっかいなのが、英語でも通用すると思っている単語。
そのひとつに「ホッチキス」があります。
「ホッチキス」は実は発明者の名前で、英語では stapler
(sティpラー)と言わないと通じません。
「ホッチキス持ってきて!」でしたら、
Could you bring me a stapler?
です。
「ホッチキスでとめる」は staple 〜 together を用いて
上の表現のように言います。
「ホチキス留めした書類」であれば stapled paper で
いいようです。
もう一つ文房具で「ん?」と思われるのが「セロテープ」。
アメリカでは scotch tape (元は3M社の商標だそうです)、
イギリスでは sellotape (これもセロテープ社の商標から)
というそうです。
でも、簡単に tape だけでも「セロテープ」「セロテープで貼る」
の意味になります。
Don't waste (scotch) tape!
(セロテープを無駄使いしない!)
工作好きの娘が小さい頃に、私がよく使っていた表現です。
他にも画鋲 thumbtack(サmタッk)、のり glue(gルー)など、
この機会にお確かめくださいね。