「言った通り」
See, I told you so!
(スィー、アィ トウゥヂューソゥ!)
(ほらね、言った通りでしょ!)
See の " s " は、舌先を口の奥の方に置いたまま息を出す
感じです。舌先を前歯の裏に持ってきて、日本語式の
「シー」にならないよう、ご注意くださいね。
told の " l(エル)" は舌先で上の前歯の付け根を軽く
たたくようなつもりで発音しましょう。
so は言った後に口の力を抜いて、口が自然に閉じる感じで
「ソゥ」。日本語式の「ソー」ではありません。
慣れてきたら told you so を続けて発音してみましょう。
大人は経験から子どもがすることの結末がだいたいわかるので、
つい先回りして「そんなことすると~になるから、止めなさい。」
と言いがち。
そして、注意しても聞かなかった子どもが何かを仕出かしたら、
上の表現の登場です。
理想的な親なら、「最初に何も言わずに体験させ、子どもが
失敗したら共感を示す」のでしょうが、我が家はみんな気が短く、
それほど悠長ではないので、上の表現は比較的よく登場しています。
もちろん、注意するときばかりでなく、言ったことが正しかった時の
すべてに使えますよ。
「ほらね」は " See " が一般的ですが、 " You see " も
よく聞きます。
You see? I told you so!
「言った通りでしょ!」は私がよく使う " I told you so!"
より " I told you!" の方が使用頻度が高いようです。
See? I told you!
もっと短く " Told you!" という言い方もあるようです。
また、否定文で反語的に
Didn't I tell you?
(言わなかった? 言ったよね!)
のような言い方や、疑問文で
What did I say (to you)? / What did I tell you?
(私が何て言ったっけね~?)
ということもできます。
もっと簡単に一言で
There you go! / There you are! / There it is!
で、「ほらね、言った通りでしょ!」という意味になります。
皆さんがお子さんに「注意」として用いることが少ない表現で
ありますように。