Suddenly！
子ブタのプレストンくんが学校からの帰り道、「突然」、
お母さんからおつかいに行くように言われたことを思い出します。
スーパーで買い物をしていたプレストンくん。
「突然」、お財布を学校に忘れたことを思い出し、スーパーから
駆け出します。
学校でお財布を見つけたプレストンくん。
学校から出るとき「突然」、裏口から出ることを思いつきます。
途中の公園でも「突然」、お店を出るときも「突然」...。
実はこの「突然」の度に、プレストンくんはオオカミから
食べられそうになるところを、何も気付かずにかわして
いるのです！
その度にオオカミは肩すかしをくってしまい、最後には...。
最後にはちょっと「ドキッ」とする場面も仕組まれていますよ。
何も計算なく危険をかわしていくプレストンくんと、
虎視眈眈と狙っているにも拘わらず毎回失敗するオオカミとの
対比が笑えます。
また " Suddenly! " が場面の転換にとても効果的に使われていて、
テンポがよく、まるでコミカルなアニメを見ているようです。
娘もクスッと笑いながら、「この本、おもしろい！」との感想。
総語数185語（吹き出しを含む）。
英文があるのは14ページ。1ページに1〜6行、平均3行です。
Nativeの3〜7才向けとなっています。
難しい単語は
silly me (私ってばかだね)、grocery (食料品) 、
bully (いじめっ子)、shove past (押しのけて進む)、
enormous (巨大な)
くらいでしょうか。
日本のアマゾンのサイトではできませんが、アメリカの
アマゾンのサイトではほんの少しだけ中身が見られます。