「一口ちょうだい!」

 Can I have a sip?
(キャナィ ハヴァ スィp?)

    
  Can、have の "a " は発音記号では a と e をくっつけた
  ように ae と書き、発音も「ア」と「エ」の中間のような音。
  日本語の「エ」の口の形から口角をもっと横に引き、
  その口の形のまま「ア」と言います。
  (イギリス英語では素直に口を縦に開けて「ア」です)
  sip の " s " は、舌先を口の奥の方に置いたまま息を出す
  感じです。舌先を前歯の裏に持ってきて、語末に母音を入れて、
  日本語式の「シップ」にならないよう、ご注意くださいね。
  慣れてきたら Can I や have a をつなげて発音して
  みましょう。


娘が最近お気に入りなのは「ファンタ・グレープ」。
夏のドイツ・ベルギー旅行ではグレープが見つからず、ファンタ・
オレンジばかり飲んでいました。
私は炭酸飲料はあまりたくさんは飲まないので、上の表現を使って、
少しいただきます。

もっと丁寧に

  Could I have a sip?

の方がいいのでしょうし、そう言う方も多いようです。
が、私自身は " sip " の「すする」のイメージが上品でないような
気がしてざっくばらんに Can I have a sip? と使っています。

家族間ならもっとくだけて

  Give me a sip!

でもいいですね。

逆に、「一口飲んでごらん」だと、

  You can have a sip! / You can take a sip! 
  Try a sip!

「一口飲む?」だと、

  Do you want a sip? / Don't you want a sip? 
  / Do you want to try a sip? 
  / Don't you want to try a sip? 

などと言えますね。
 
" a sip " を " a gulp " に変えると、同じ「一口」でも、その量が
全然違って、一気飲みの感じですのでご注意ください。

 I drank up a glass of beer in a gulp!
 (ビール一杯、一気に飲んじゃった!)
 
同じ「一口」でも食べ物の場合は bite を使って表現します。

 Can I have a bite? / Could I have a bite?
 (一口ちょうだい!)

 You can have a bite! / You can take a bite! 
 Try a bite!
 (一口食べてごらん)

 Do you want a bite? / Don't you want a bite? 
  / Do you want to try a bite?
  / Don't you want to try a bite? 
 (一口食べる?)

食欲の秋、おいしそうなものをつい試してみたくなりますね!

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