Little Witch Learns to Read
" Little Witch " のシリーズの1冊です。
学校で本を借りてきた Little Witch は誰かに本を読んで
もらおうとしますが、誰もまともに読んでくれません。
それにまともな本を読んでいることが知れると、お母さんに
叱られます。
そこで自分で夜中にこっそり読むことを考え付き、毎晩
夜更かしをします。
学校でも家でも元気がなく居眠りをしたりする Little Witch
をみんなは心配します。
Little Witch が学校に行っている間に、魔女達は Little Witch
のベッドの下に「白雪姫」を見つけます。
お母さんから「捨てなさい!」と言われますが、魔女がでてくる
ことや毒りんごの話があると言って、みんなに読んで聞かせます。
最後まで聞いていたお母さんは、最後の結末は嫌いだけれど
途中が良かったと言います。
そして、邪悪なお話であれば、また本を借りてきてもいいと
言ってくれたのです。
いつもながら、Little Witch がいい子だと叱られるのが
おもしろいです。
ハロウィーンの季節に合う、可愛い魔女の本です。
総語数 970語。
英文があるのは39ページ。
1ページに2〜13行で、平均6.5行です。
Randam House の Step into Reading シリーズのStep 3
(Reading on Your Own:Grades 1-3 小学校低学年相当)
に分類されています。
難しい単語は
gerbil (スナネズミ)、get rid of (処分する)、dippy (気が変な)、
nasty (不快な)、throw up (吐く)、grouchy (発音:グラゥチィ、
不平ばかり言う)、giggle (クスクス笑う)、wickedly (意地悪く)、
scrubby (みすぼらしい)、peek (のぞく)、snuggle up (体を
すり寄せる)、hopscotch (けんけん遊び)、stay up late
(夜更かしする)、clue (手がかり)、screech (甲高い声を上げる)、
backward (尻込みして)、hang on's head (うなだれる)、wail
(嘆き悲しむ)、evil (邪悪な)
くらいでしょうか。
一見文章が多い印象ですが、それほど難しくはありません。
Little Witch の呪文のところは韻を踏んでいます。