An Extraordinary Egg
Leo Lionni の絵本です。
小石島に住む3匹のカエルのうち、ジェシカは、いつも何かを
拾ってきます。
ある日ジェシカはきれいな白くて丸い石を拾ってきました。
物知りのマリリンは、それはニワトリの卵だと言います。
数日後、卵が孵って、中から「ニワトリ」が出てきました。
その「ニワトリ」は泳ぎがとても上手でした。
ある日、ジェシカが藻に絡まった時、「ニワトリ」が助けてくれ、
それ以来、ジェシカと「ニワトリ」はいつも一緒でした。
2匹で島を探検していると、きれいな鳥が「ニワトリ」に、
「ここにいたのか。君のお母さんはずっと君を探していたよ」
と言って、お母さんのところまで連れて行ってくれます。
お母さんは「私の可愛い子ワニちゃん」と、「ニワトリ」を
呼び寄せます。
ジェシカは「ニワトリ」に別れを告げ、他の2匹の元に帰ります。
ジェシカは他の2匹に「ニワトリ」に起こったことを話しますが、
みんなで「ワニだって、馬鹿げたことを言ってるね!」と
「ニワトリ」がニワトリであると、まだ信じているのでした。
信じ込むということは、ある意味、恐ろしいことですね。
子どもがこれを読んだ時、どう感じるのでしょうか?
総語数 682語。
16ページで、1行-9行、1ページ平均5行です。
Native の4-8才向けとなっています。
難しい単語は
impressed (感動して) 、mound (盛り土)、inlet (入り江)、
triumphantly (勝ち誇って)、scaly (うろこに覆われた)、
creature (生物)、grunt (低くうなる)、raspy (耳ざわりな、
かすれ気味の)、paddle (水の中を手足をバタバタさせて進む)、
commotion (混乱、騒ぎ)、tangle (もつれさせる)、rescuer
(救助者)、inseparable (切っても切れない)、
くらいでしょうか。
(左:ペーパーバック、右:ハードカバー)