Make Way for Ducklings

邦訳は『かもさんおとおり』です。
コルデコット賞受賞作品です。
  

マガモの夫婦は子ども達を育てる安全な場所を探し、あちこち
飛び回っていましたが、都会の公園の中にある池をやっと見つけ
ました。
そこでは人から餌ももらえますが、自転車などの危険もありました。
夫婦は子ども達が小さいうちは公園は危ないと考えたのでしょう。
公園の近くの川岸に巣を作り、やがて8羽の子ガモが卵から孵ります。
子ガモ達がある程度動けるようになった頃、母ガモは子ガモ達を
連れて、川岸から公園に向かいます。
ですが、途中には車がたくさん走っている道路が!
よちよち歩きのカモさん達、無事に渡れるのでしょうか?

どうやって道路を渡ったかは、ここでは伏せておきますね。
やさしい絵とよちよち歩きののどかなペースに加え、思いやりの
心が、読んだ後にほのぼのとした感じを残してくれる、癒される
絵本です。


総語数 1100語。
英文があるのは33ページ。1ページに1行-8行、平均4行です。
Native の3-8才向けとなっています。
難しい単語は
duckling (子ガモ)、mallard (マガモ)、bank (岸)、waddle
along (よたよた歩く)、squawk (やかましい音を立てる)、
all of a dither (オロオロして)、get one's breath (呼吸が
正常に戻る)、horrid (恐ろしい)、hatch ((ひなを)かえす)、
molt ((羽や毛などが)生え変わる)、call on (〜を訪問する)、
wade (やっと切り抜ける)、ashore (陸上に)、tumble
(倒れる)、beckon (手招きする)、headquarter (本部)、
くらいでしょうか。

(左:ペーパーバック、中:ハードカバー、右:CD付き)

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