Madeline's Rescue

邦訳は『マドレーヌといぬ』です。
マドレーヌのシリーズの1冊で、コルデコット賞受賞作品です。


マドレーヌ(英語読みでは「マドライン」)はある日、
オテンバが過ぎて川に落ちてしまいます。
その時マドレーヌを救ってくれたのは、白い犬でした。
みんなは寄宿舎でその犬を飼い、Genevieve「ジュヌビエーブ」
と名付けます。
ジュヌビエーブは賢く、何でもできるので、人気者です。
ところが年に一度の理事たちの視察で、犬を飼っているのが
問題になり、捨てるように指導されます。
仕方なくジュヌビエーブを放すのですが、理事が帰った後、
みんなでパリ中をジュヌビエーブを探します。
一生懸命探したのですがジュヌビエーブは見つからず、みんな
辛い想いで寄宿舎に帰ってきます。
あきらめていた子ども達のもとに夜が更けてから、ジュヌビエーブ
が戻ってきます。
みんなはまた大騒ぎ。そしてさらに嬉しいハプニングが!

子ども達と犬のかかわりがとても嬉しく、最後のハプニングは
子ども達に最高のプレゼントにも思えます。


総語数 600語。
英文があるのは47ページ。1ページに1行-9行、平均2行です。
Native の3-7才向けとなっています。
難しい単語は
vine (つる)、grave (墓)、trustee (理事)、annual (年に1度の)、
inspection (視察)、thorough (発音:サラ、徹底的な)、sorrow
(悲しみ)、disgrace (不名誉)、embrace (〜を抱きしめる)、
race (品種)、scat! (あっちへ行け)、beware (注意する)、
noble (気高い)、vengeance (発音:ヴェンジェンス、仕返し、
天罰)、gendarme (発音:ジャンダーム、憲兵)、shed (発する)、
pet (〜をかわいがる)、riot (騒動)、hound (猟犬)
くらいでしょうか。


(左:ペーパーバック、中:CD付き、右:ハードカバー)

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