My Friend Rabbit
邦訳は『はなうたウサギさん』です。
コルデコット賞受賞作品です。
ネズミが友だちのウサギのことを語ります。
友だちのウサギは、何でもよかれと思ってやるけれど、
いつもトラブルにつながるのだ と。
ネズミを模型飛行機に乗せて飛ばしたら、ネズミは振り落とされ、
飛行機は木に引っ掛かってしまいます。
ウサギは「心配しないで。いい考えがあるから」と、ゾウ、サイ、
カバ、シカ、ワニ、クマ、アヒル とたくさんの大きな動物を
連れてきては、次々に上に乗ってもらい、動物のタワーを作ります。
その上にリスに乗ったもらいますが、結局届かず、動物のタワーは
壊れ、険悪なムードに...。
そこに自然に枝からはずれたのかネズミが飛行機に乗って現れます。
が、...。
各ページの絵は大胆な構図の版画で表現されています。
なぜだか大らかなウサギが頼もしくもあります。
総語数 93語。
英文があるのは11ページ。1ページに1行-6行、平均2.5行です。
Native の4-8才向けとなっていますが、もっと小さなお子さん向けでは?
難しい単語は
mean well (善かれと思ってする)、out of reach (out of reach)
くらいでしょうか。
(ペーパーバック)