Math Curse
月曜日の算数の時間に、フィボナッチ先生が言いました。
「ほとんど全てのことがらで算数の問題を作ることができます。」
すると火曜日から私を取り巻く全てのことが算数の問題となった
のです...。そうです! 私は算数の呪いにかかってしまったのでした。
朝起きてから家を出るまでの時間を計算したり、シャツの枚数を
計算したり。
でも、ときどき算数でないことも算数の問題のようになっているので
惑わされないで!
お昼ごはんの時もピザやアップルパイで分数の問題を考えてしまうし、
社会の時間もミシシッピ川の長さをM&Mのお菓子何個分になるかと
考えてしまう。
英語の時間は単語の引き算や足し算をして、ツナフィッシュ2匹は
フォナフィッシュ?
先生の不思議な数の数え方やテトラ星での4進法、バイナリー星
での2進法など、不気味で楽しい算数の呪いは続きます。
その日の夢では窓のない数式の部屋でうなされますが、そこでの
問題を解いて、晴れて呪いを打ち破ることに成功!
水曜日、意気揚々と学校に行った私ですが、今度は理科の時間、
ニュートン先生が
「ほとんど全てのことで理科実験が考えられます。」
...。
私達親子はこの本に図書館で出会い、借りたのですが、どうしても
欲しくなり、買ってしまいました。
表紙の裏にはいろいろな単位があったりして、役に立ちます。
少し算数が進んだお子さん、算数が好きなお子さん向きかもしれません。
総語数 1515語。
文章があるのは 24ページで、1ページ1~26行、平均12行です。
ネイティブの7才以上となっています。
難しい単語は
curse (のろい)、plaid (発音:pラッd、格子縞の)、quart (1/4ガロン)、
gallon (ガロン)、pint (1/2クオート)、chart (図表)、I'm about
to lose it. (そろそろ我慢の限界です。)、fraction (分数)、
la moitié (仏語:1/2)、tarte aux pommes (仏語:アップルパイ)、
Mayan (マヤの)、numeral (数字)、binary (2進法)、bowl
(ボウリングでボウルを投げる)、stagger (よろめく)、zombie
(ゾンビ、魂の抜けた人間)、licorice (リコリス(甘草))、rave
(たわごとをわめく)、lunatic (気の狂った)、snarl (怒鳴る)、
remainder (余り)
と少し多めです。