『ニチバン 粘着フィルム コピー用粘着フィルム A4判 MF-520』

このフィルム、我が家で昔、絵本の二カ国語版、多言語版を
作るために使用していました。

まず、なぜ二カ国語版、多言語版を作るようになったか 
について、お話ししますね。

最初は例えば『はらぺこあおむし』なら、私の両親が読み
聞かせる日本語版、私が読み聞かせる英語版、読み聞かせ
なかったけどドイツ語版などを別々に購入しておりました。
言語ができるだけ混じらないよう、子どもが混乱しないように 
と考えたからです。

でも、この方法だとお金もかかるし(翻訳本は高いです!)、
すぐに本棚のスペースもなくなってしまいます。
そこで考えたのが、絵本の隙間に別の言語の翻訳をシールで
貼る方法。

翻訳については市販されているものを本屋さんでメモしたり、
図書館で借りたり、留学生などに頼んで訳してもらったりすれば
いいです。
英語から日本語への翻訳ならご自身でなさってもいいですよね。
で、それを絵本の隙間に入れます。
  
もちろん手書きでも構いませんが。
私の場合は、活字でないと自分が読みにくく感じていたので、
子どもにも活字の方が読みやすいかな と思って、パソコンで
文を印刷しました。
その時に使用したのが上記のフィルムです。
  
A4版なので、ふつうの紙と同じようにプリントできます。
1cmの升目が後ろについているので、それに沿ってハサミで
切ると、きれいに切れます。
台紙をはがすと透明なので、色がついている絵本の上にも、
雰囲気を損ねずに文字を載せることができます。

パソコンに打ち込む時は、自分の勉強にもなりますよ。
フィルムを無駄にしないよう、文の配置を考えて打ち込むのが
少々手間ですが。

私は英語、あるいは日本語の訳を付ける時は黒で、ドイツ語は
赤で印刷し、適当に切って貼っていました。
行数がそれほど多くない絵本であれば、きれいな二カ国語版、
多言語版ができます。
我が家のドイツ語の翻訳の部分はこれから活躍するかな?

フィルムは最近は絵本の翻訳としては使いませんが、手紙の
差出人シールとして活躍しています。


(右はきれいにはがせるタイプ)

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