" Hey Diddle Diddle "

ネコがバイオリンを弾き、牛が月を飛び越え、子犬がそれを
見て笑い、そしてお皿がスプーンと一緒に逃げ出す という
ナンセンスな歌です。

 Hey diddle diddle,
 The cat and the fiddle,
 The cow jumped over the moon,
 The little dog laughed to see such sport,
 And the dish ran away with the spoon.

歌詞については、星座説と、エリザベス1世の政治への風刺
という説の2つが有力だそうです。
  
星座説:
 ネコが獅子座、バイオリンが琴座、牛が牡牛座、小犬が小犬座、
 お皿がコップ座、スプーンが大熊座を表しており、イギリスで
 これらの星座がすべて見られる4月が、種まきの時期などで
 重要なため、できた歌だという説。

エリザベス1世への風刺という説:
 ねえ(知っている?)、
 いつもバイオリン弾きを侍らせている意地悪な女王(ネコ)が、
 ある家来(牛)に別の家来(月)をいじめるように命じ、
 女王の愛人(子犬)が笑いながら見てたので、
 給仕(皿)と毒味役(スプーン)は怖くなって逃げたって。

どちらももっともらしいですね。

この歌は、メロディーや歌詞がほとんど固定で、日本でも著名人
による訳や絵がいくつもあるようです。

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