「土砂降り」
It's raining cats and dogs!
(イッツ ゥレイニng キャッツ エン ドーgz)
(土砂降りだね)
raining の " r " は舌先を上あごの後ろの方に丸めて、
籠もらせた「ゥ」から始めて、舌先を上あごにつけないまま
前に出し「レイニng」を続けます。
cats の "a " は発音記号では a と e をくっつけたように
ae と書き、発音も「ア」と「エ」の中間のような音。
日本語の「エ」の口の形から口角をもっと横に引き、その
口の形のまま「ア」と言います。
慣れてきたら、cats and dogs の部分を続けて発音して
みましょう。
最近、ひどく雨が降る日が多いですが、そんな時のつぶやきです。
昔、アメリカのアニメで文字通りの描写が出てくるお話があり、
「土砂降り」の場面では、ネコやイヌがたくさん空から降って
きました。
当時の子どもの私は「???」だったのですが、強く印象に
残っています。
スペースアルクの『英辞郎 on the WEB』によると、
「北欧神話で、猫は雨を降らせる力があり、犬は風を起こす力
があると信じられていた。」
とのことです。
(It's raining whales and elephants. というのもあるようです。)
「土砂降り」には上の表現の他、水を勢いよくこぼす感じの
downpour を用いて
It's a downpour (of rain).
/ It's a downpouring rain.
という表現もあります。あるいは、pour をそのまま用いて、
It's pouring (rain).
でもいいです。
また、「水浸し」という感じの drenching や「ずぶぬれ」と
いう感じの soaking を用いて、
It's a drenching rain.
/ It's a soaking rain.
とも表現できます。
「土砂降り」を「ひどい雨」あるいは「雨がひどく降る」と
表現して、
It's (a) heavy rain. / It's (a) hard rain.
/ It's raining heavily. / It's raining hard.
でもいいですね。
農作物にとっては大事な雨ですが、やはりうっとうしいものですね。
被害をもたらすようなひどい雨が降り続きませんように。