Time Chronicles Stage 11+ Time Runners
ビフ、チップ、キッパー、ウィルマ、ウィルフ、ニーナ、ナディムと
車椅子のタイラーは時の番人であるモートロックさんのもと、
時の戦士となって、歴史を破壊しようとする悪党(暗黒のエネルギー)
達と戦おうとしています。
Stage 10+ の6冊は、その戦いのコントローラとなる TimeWeb を
復元するお話でした。
Stage 11+ はその続きで、いよいよ戦いが始まります。
みんなは時の戦士としてのトレーニングを受けることになります。
実験室に集まったところに、タイラーがモートロックさんに作って
もらった電動車椅子で現れます。
車椅子のたくさんのボタンのひとつを、チップは好奇心から押して
しまいますが、そのため車椅子が勝手に動き、悪党達を閉じ込めて
いる大きな容器にぶつかります。
幸い容器は壊れずに、みんなホッとします。
みんなは Link という携帯のようなものを持ち、使い方を学びます。
モートロックさんはみんなを図書室の裏の秘密の場所へ案内します。
そこは TimeWeb が置かれているコントロールセンターです。
次の日、寝坊したチップは急いでコントロールセンターに向かいますが、
足を痛めてしまいます。
チップは部屋に戻され、モートロックさんは調子が悪くなった車椅子を
直しに行きます。
残ったみんなは TimeWeb で、紀元前44年の古代ローマに悪党が
出現していることを知り、タイラーをコントロールセンターに残して
出動します。そこではシーザーの暗殺が起ころうとしています。
一方、悪党を閉じ込めている容器からは、車椅子の衝突での不具合
により、悪党が1人すり抜けて出てきます。
この悪党は図書室を破壊し、コントロールセンターに向かおうと
しています。
果たしてみんなは古代ローマの暗殺を止め、また、コントロール
センターに向かおうとしている悪党を退治できるのでしょうか。
総語数 2491語。
文章があるのは 35ページで、1ページ4-22行、平均11行です。
短いですが、8章構成になっています。
難しい単語は
chronicle (物語)、vault (地下にあるアーチ形の部屋)、disguise
(偽装する)、mission (任務)、senate (上院)、council (議会)、
assembly (下院)、zoom (大きな音を立てて急に動く)、skid
(スリップする)、lot (連中)、lurch (急に傾く)、zip (迅速に動く)、
vat (大樽)、plough into (=plow、発音:pラゥ、~に突進する)、
shudder (振動する)、lid (ふた)、judder (激しく震動する)、
mass of (多量の)、shimmer (揺らめく)、chute (滑り台)、wander
(さまよう)、jolt (~を驚かす)、launch (始める)、thud (ドスン)、
grind (すりつぶす)、billow (もうもうと吹き出す)、tut (ちぇっと
舌打ちする)、portal (扉)、scaffolding (足場)、assassinate
(暗殺する)、toga (トーガ)、start (驚き)、hobble (足を引きずって
歩く)、swirl (渦巻く)、rip (破る)、limp (足を引きずって歩く)、
frantic (非常に大きな)、clasp (握り締める)、buckle (崩れる)、
glimpse (~を垣間見る)、You're history. (おまえはおしまいだ。)、
come round (意識を回復する)
と少し多めです。