Time Chronicles Stage 11+  A Jack and Three Queens

タイラーはコントロールルームで TimeWeb の中に黒い点を
見つけます。それは1601年のロンドンのどこかのようです。
エリザベス1世の時代です。
扉から出ると、キッパーは1601年のロンドン、テムズ川沿いに
います。そこにはビフとウィルフが先に着いていました。
3人の男たちが通ったとき、キッパーたちは突然冷気を感じ、
彼らが悪党であることを知ります。
悪党たちはボートで「グローブ座」という劇場を目指します。
そこに Time Vault にいるタイラーから、橋を渡ってグローブ座に
行くようにと指示が入ります。そこで黒い服を着た男を探す
ようにと。それはシェークスピアで、彼は俳優を探しています。
悪党たちは俳優になって、シェークスピア護衛役として雇われます。
キッパーとウィルフも女王付きの女性の役をもらいます。女王の
役はジャックという男の子です。
本物の女王もこの劇場に来て、ジャックがどう自分を演じるかを
楽しみにしています。
しかし開演を前に、ジャックがいなくなってしまったのです。
急遽、ジャックの代役として、キッパーが選ばれます。
タイラーからセリフのコピーを送ってもらい、キッパーが意を
決して舞台に出て、セリフを言おうとした、まさにその時、
エリザベス女王の座席の下が開いて、女王は椅子ごと奈落の底に。
その後を護衛役の悪党達が追おうとした時、ビフとウィルフは
Zaptrap で3人のうちの2人を捕まえます。
女王は残る1人の悪党にボートに乗せられ、テムズ川を下って
行きます。
キッパー達は陸路で後を追いますが、意外な事実が...。

映画の『エリザベス』などを見ると、女王が常に身の危険を
感じていたことが描かれていますが、この物語でもそれが
描かれています。


総語数 2263語。
文章があるのは 35ページで、1ページ3-20行、平均10行です。
短いですが、7章構成になっています。
  
難しい単語は
chronicle (物語)、vault (地下にあるアーチ形の部屋)、
disguise (偽装する)、mission (任務)、Globe Theatre
(グローブ座)、Elizabethan (エリザベス女王時代の)、
mutter (ぶつぶつ言う)、pant (あえぐ)、strain (酷使する)、
brainbox (とても頭のいい人)、get going (動き出す)、
portal (扉)、blur (ぼやける)、cramped (狭い)、putrid
(腐敗した)、nostril (鼻の穴)、slimy (ネバネバした)、
crackly voice (しゃがれ声)、stall (屋台)、cobbled street
(石畳の道)、ale (ビール)、curt (ぶっきらぼうな)、ping
(ピーンと音がする)、look out for (〜を注意して捜す)、
beam at (〜に笑顔を見せる)、moan (発音:モゥn、愚痴を
こぼす)、ridiculous (非常識な)、be on guard (気を付ける)、
be up to (〜をたくらむ)、packed (満席の)、get underway
(開幕する)、jagged (ギザギザの)、blast (爆破する)、clamber
(よじ登る)、crackle(パチパチ音を立てる)、haul (引く)、weird
(奇妙な)、theatrical (演劇の)、foil (失敗させる)、kidnap
(誘拐する)、snort (強い鼻息で不満を表す)、deal with
(始末する)、on the loose (逃走して)、wind up (苛立たせる)、
posh (豪華な)、fancy (〜に魅力を感じる)、I can tell you
(実は)、overthrow (屈服させる)、rebellion (謀反)
と少し多めです。

冒頭と巻末にはシェークスピアの時代の劇についてのお話も
載っています。

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