Monkey Puzzle

*タイトルが、Where's My Mom? となっているものもあります。

邦題は『 ぼくのママはどこ?』です。

 
サルの子が森の中で迷子になり、お母さんを探します。
通りかかったチョウが、お母さん探しを手伝ってくれます。
サルの子が、お母さんは自分より大きいと言うと、チョウは
ゾウのところへ案内し、しっぽで木をグルグル巻くというと、
ヘビのところへ連れて行きます。
ヘビより足が多いと言うとクモのところへ、木の上にいると
言うとオウムのところへ、飛び跳ねると言うとカエルの
ところへ、茶色の毛皮だと言うとコウモリのところへ、案内
してくれます。
羽根はないし、それほど小さくないと言うと、またゾウの
ところへ...。
チョウがサルの子と似ていない生物のところにばかり案内する
ので、サルの子はお母さんは自分とよく似ているのだと言います。
チョウはチョウの子ども達が自分と似ていないので、親子が
似ているものだと気付かなかったのです。
そしてようやく、サルの子はお父さん、お母さんのもとに案内
されるのでした。

親子が似ているものだという常識が、チョウには実は常識では
ないということに気付かされます。

文末が韻を踏んでいますので、ぜひぜひ声に出して読んでみて
くださいね。   
  

総語数442語。
英文があるのは20ページ。1ページに1-6行、平均3行です。
Native の PreSchool-Grade1 となっていますが、
ストーリーが単純なので、もう少し小さいお子さんでも大丈夫
だと思います。
難しい単語は
hush (静かに!)、hunk (大きな塊)、tusk (牙)、trunk
(象の鼻)、baggy (だぶだぶの)、coil (〜をらせん状に巻く)、
slither (滑るように進む)、hiss (シューと音を立てる)、
squawk (わめき立てる)、squabble (言い争う)、shriek
(金切り声を出す)、croak (ゲロゲロ鳴く)、slimy (ぬるぬる
した)、muddle (混乱)、cuddle (抱き締める)
くらいでしょうか。


(左:ペーパーバック、中央:CD付きペーパーバック、
 右:ボードブック)

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