Poppleton in Winter

ブタの Poppleton シリーズの1冊です。

フルカラーで、1冊に3話のお話が収録されています。
この本には Icicles, The Bust, The Sleigh Ride の3話です。

Icicles
Poppleton の家には見事なつららがさがっています。
誰から何と言われようと、Poppleton はつららを伸ばし、
毎朝長さを測ります。
ある日、フィンチ(鳥)が1本のつららにぶつかり、その
つららが次のつららに、そしてそれがその次のつららに...と、
ドミノのように次々につららが折れ、結局すべてのつららが
落ちてしまいます。
フィンチから落ちたつららで何かが作れるはず と言われた
Poppleton は、フィンチと一緒に氷の柵を作り、満足します。
二人は一緒に食事をし、仲良くなったのでした。

The Bust
毎年冬になると創造的になる Poppleton。 
今年は隣人の Cherry Sue の胸像を作ろうと思い立ちます。
粘土を買ってきて作り始めますが、髪の毛がどうだったか
思い出せません。
Cherry Sue に会いに行って、見て帰り、また作ります。
今度は目がどうだったか思い出せません。
また Cherry Sue に会いに行って、見て来て作ります。
すると今度は鼻がどうだったか思い出せません。
また Cherry Sue に会いに行くと、Cherry Sue は気を悪くし、
Poppleton の鼻を引っ張ります。
Poppleton が訳を話すと Cherry Sue は Poppleton の家に
モデルとしてやってきます。
胸像の完成には5時間かかりましたが、立派な胸像ができ、
Cherry Sue は Poppleton に鼻を引っ張ったことを謝ります。

The Sleigh Ride
とてもたくさんの雪が降った日、Poppleton はそり遊びが
したくなり、友人に電話しますが、みんなお菓子を作っている
ので遊べないと言い、断ります。
一人で悲しんでいる Poppleton の家に、みんなができあがった
お菓子をもってやって来ます。
そして Poppleton に「お誕生日おめでとう!」と言います。
Poppleton は自分の誕生日を忘れていたのです。
みんなでお菓子を食べながら楽しく過ごした後、満月の下、
みんなでソリ遊びを楽しむことができたのでした。

挿絵もお話も楽しい、ほのぼのした絵本です。


総語数 784語。
文章があるのは 44ページで、1ページ2-7行、平均3.5行です。
Native の小学校1-3年生向けとなっています。
Scholastic から出版されており、Reading Level 3 となっています 。
  
難しい単語は
icicle (つらら)、bonk (ぶつかる)、ruler (定規)、finch
(フィンチ、鳥の種類)、politely (礼儀正しく)、picket (発音:
ピケッt、杭)、bust (胸像)、 pagoda (仏塔)、hook (発音:
フッk、つるす)、clay (粘土)、mold (〜を形作る)、stare at
(〜をじっと見詰める)、tweak (急に引っ張る)、rub (こする)、
stir (かき混ぜる)、fudge (ファッジ)、owl (発音:アウゥ、
フクロウ)、hoot (発音:フーt、ホーホー鳴く)
くらいでしょうか。


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