Poppleton Forever

ブタの Poppleton シリーズの1冊です。

フルカラーで、1冊に3話のお話が収録されています。
この本には The Tree、The Cold、Wallpaper の3話です。

The Tree
Poppleton は庭にハナミズキの木を植えました。
順調に育っていたのですが、ある日、葉の色が変わってしまいます。
Poppleton は木のお医者さんに診てもらいます。
お医者さんは何かが足りないと言いますが、何かわかりません。
ネズミの Hudson やイヌの Newhouse から助言をもらい、
木の根元にチーズや骨を置きますが、木は元気になりません。
隣人の Cherry Sue は、木に鳥の餌を置くことを提案します。
Poppleton がその通りにすると、いろいろな小鳥が木にやって
来ます。
そして木は元通りに元気になったのでした。

The Cold
ある日、Poppletonは風邪をひき、くしゃみばかりしています。 
隣人の Cherry Sue が風邪によく効くと、オレンジを10個
持ってきてくれます。
Poppleton はオレンジの皮をむきますが、食べる前にくしゃみ
をして、オレンジを飛ばしてしまいます。
そして家の中には、10個のオレンジが変なところに飛び散って
しまいます。
しばらくすると、また Cherry Sue が風邪によく効くと、今度は
卵を10個持ってきてくれました...。

Wallpaper
Poppleton はある日、壁紙を張り替えようと思います。
ネズミの Hudson に手伝ってもらいますが、小さいので役に
立ちません。
今度はヤギの Fillmore に手伝ってもらいますが、今度は壁紙を
食べられてしまいます。
Poppleton はラマの Cherry Sue に手伝ってもらおうとしますが、
Cherry Sue は壁紙につけた糊にくっついてしまいます。
どうやったらこの3人に手伝ってもらえるか?
Hudson ははしごに登れば、Fillmore は最初に朝食をしっかり
取れば、Cherry Sue は髪を切ってくれば手伝えるのでは? 
と自分達から提案します。
Poppleton はそれを聞いて感激し、3人をアイスクリームを
食べに連れて行きます。
その帰り道、Poppleton は壁紙をペンキに交換し、3人の
友人と仲良く壁塗りをしたのでした。

挿絵もお話も楽しい、ほのぼのした絵本です。


総語数 817語。
文章があるのは 42ページで、1ページ1-6行、平均4行です。
Native の4-7才向けとなっています。
  
難しい単語は
dogwood (ハナミズキ)、stake (~を杭で支える)、droop
(垂れ下がる)、bark (木の皮)、tap (~を軽くたたく)、
stroke (なでる)、trunk (幹)、feeder (餌箱)、cardinal
(カーディナル、鳥の一種)、llama (ラマ)、stuffy
(鼻が詰まった)、ladder (はしご)
くらいでしょうか。


(ペーパーバック)

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