『子どもの「頭のよさ」を引き出す フィンランド式教育法』

世界的な学力テストで上位を保っているフィンランド。
その教育法が日本とどう違うのかについて書いてあります。

書評では賛否両論で、一面しか見ていないという批判があります。
私も、本は時間をかけて読むべき、英語などの外国語は国語が
十分に育ってから取り入れるべき などという考え方には賛成
しかねます。
  
ですが、ゴミを出さない生活、広く浅い知識では役に立たない、
親子の会話時間が長い、マインドマップに似たカルタを使う方法、
知識と思考力を両方鍛えるやり方、宿題や塾のない学校生活、
親が子どもが学習しているところをよく把握している など
なるほどと思うこともいろいろ書かれています。
  
欲を言えば、ひとつひとつの項目をもう少し詳しく、特にカルタ
について書いてあれば と思いました。


(左:文庫版、右:ソフトカバー)

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