Diary of a Wombat

邦訳は『ウォンバットのにっき』です。
オーストラリアの児童文学賞受賞作品です。


ウォンバットの日記です。

月曜日
 午前:寝た。
 午後:寝た。夕方:草を食べた。ボリボリ引っ掻いた。
 夜:草を食べた。寝た。

火曜日
 午前:寝た。
 午後:寝た。夕方:草を食べた。
 夜:草を食べた。草を食べるのは退屈だと思った。
   ボリボリ引っ掻いた。痒いところにはなかなか届かない。
   寝た。
水曜日
 午前:寝た。
 午後:穏やかな曇りの日。理想的な砂浴び場を見つける。
   私のなわばりに侵入してきた平らな毛の多い生物を発見。
   大きな戦い。戦いに勝つ。ニンジンを要求する。

水曜日からは人間の住居と関わり、いろいろな物を壊したり、
ニンジンを食べたり...。
面白いのは、ウォンバットが人間を飼育しやすいペットだと
思っていること。
人間からの目線と正反対の記述に、思わず笑ってしまいます。


総語数 345語。
文章があるのは27ページで、1ページ1-9行、平均3行です。
Native の4-7才向けとなっています。
  
難しい単語は
scratch (〜を引っかく)、itchy (かゆい)、bit (部分)、
creature (発音:クリーチャー、生き物)、fought
(fightの過去形、戦う)、demand (要求する)、chew
(〜をかみ砕く)、for Pete's sake (頼むから)、post (棒)、
curiously (不思議なことに)、resistant (耐久性のある)、
paw (手)、bash up (めちゃめちゃにする)、source (源)、
offer (〜を提供する)、rolled oats (押しオート麦)、
cardboard (段ボール)、get the message (伝えようと
していることを理解する)、energetic (エネルギッシュな)、
get rid of (取り除く)
くらいでしょうか。

*アマゾンのサイトでは中身が少し見られます。


(左:ペーパーバック、中:ボードブック、右:ハードカバー)


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