In Aunt Lucy's Kitchen
The Cobble Street Cousins という可愛いシリーズの第1作です。
小学生の Lily と Rosie の姉妹、いとこの Tess は親がバレー
ダンサーで、世界で活躍しているので、花屋さんを経営する
Lucy おばさんの家に住んでいます。
夏休みを前に、3人で何かしようと相談したところ、クッキーを
作って届ける会社を作ることになりました。
広告をおばさんの花屋さんに置いてもらうと、さっそく注文の
電話が。3人はクッキーを焼いて、届けます。
1番に届けたところは足を折った男の人と、そのお姉さんが住む
豪華な家。
男の人 Michael は、鳥の巣を見ようとして足を折ってしまった
のでした。
この人はどうも Lucy おばさんのことが好きなようです。
2番目の配達先は、今日が90才の誕生日というおばあさんの家
でした。
3人はお金をいただかず、誕生日の歌を歌ってクッキーを
プレゼントします。
するとおばあさんはお返しに、自分で作ったネコの人形を3人に
プレゼントしてくれます。
夏休みの終わりに、3人はクッキーを買ってくれた人達を、
自分達で考えた詩と歌のショーに招待します。
主人公の女の子達は、ちょうど娘と同じくらいの年頃です。
3人もいたら、それは賑やかだろうな と思いつつ、微笑ましく
読みました。
女の子向けの本(どの見開きにも可愛い挿絵があるので絵本?)
です。
総語数 3937語。
文章があるのは52ページで、1ページ4-19行、平均13行です。
Native の7-10才向けとなっていますが、それほど難しく
ありません。
一応3章に分かれていますが、Ready-for-Chapters となって
いますので、これから長い本を読むためのステップ的な本だと
思います。
難しい単語は
attic (屋根裏部屋)、drafty (隙間風の入る)、wicker (籐の)、
rag (古着)、crate (木箱)、catnip (キャットニップ、植物の名前)、
dangling one's legs (脚をブラブラさせる)、bulletin board
(掲示板)、dough (生地)、faint (気絶する)、ingredient (材料)、
tucked (タックをつけた)、topiary (装飾刈り込み法)、buzz
(〜をブザーを鳴らす)、cherub (智天使)、foyer (玄関)、trail
(尾を引く)、windowsill (窓台)、cacti (cactusの複数形、
サボテン)、orchid (ラン)、cast (ギプス)、curtsy (おじぎ)、
install (任命する)、nudge (〜を軽く突く)、ledge (出っ張り)、
stumbler (へまをやる人)、blush (赤面する)、hobble about
(足を引きずって歩く)、hunch (猫背になる)、frail (きゃしゃな)、
faintly (ほのかに)、applaud (〜に拍手を送る)、beam
(顔を輝かせる)、blurt (〜をうっかりしゃべる)、glittery
(光り輝く)、collar (首輪)、clasp (握り締める)、intrude
(立ち入る)、bluesy (ブルース調の)、company (来客)、
parlor (応接室)、cane (杖)、catchy (覚えやすい)、tune
(メロディー)、sway (揺り動かす)、squeal (歓声を上げる)、
shady (陰を作る)
くらいでしょうか。
*アマゾンのサイトでは中身が少し見られます。
(ペーパーバック)