『脳が冴える勉強法』
著者は脳神経外科医です。
臨床経験から「脳の性質」に沿った理論を展開しています。
構成は以下の通りです。
第1章:脳を目覚めさせる
脳がよく働く状態を計画的に作り、意欲や集中力を高める方法
を解説。
第2章:脳を眠らせる
脳を上手に使うには気持ちよく眠りにつけることも大切。
その方法について簡潔に解説。
第3章:思い出しやすい記憶をつくる
具体的なノート術・読書術です。
上手いノートの取り方が、記憶を左右します。
第4章:脳の回路を効率化する
ヘッブの法則(反復練習によって、脳の神経回路のネットワーク
を作ること)に著者のアレンジを加え、勉強に役立つ反復法を
提唱。
第5章:子どもの脳を育てる
子どもの脳の特性を知り、育てる順番、やる気の起こさせ方
などを解説。
第6章:大人の勉強はどうあるべきか
大人の場合はどうか。子どもと対比して解説。
英語学習のヒントも書かれています。
自分の経験と照らし合わせても、「なるほど、そうだった。」
とか、「もっとこうすればいいんだ」など、気付きが多いです。
専門的でなく、平易に簡潔に書かれているので、すっと頭に
入って来ます。
娘にも応用します。