「錯覚してない?」
Don't you have the illusion that we're rich?
(ドーnチュー ハvズィ ィリュージャn
ザッ ゥイーァ ゥリッチ?)
(私たちが金持ちだって錯覚してない?)
Don't の "o" は「オゥ」です。「オー」ではありません。
have の "v" は、上の前歯で下唇を軽く咬んで発音します。
the, that の " th " は、舌を上下の前歯に軽く挟んで
発音します。
illusion の "l (エル)"は、舌先を上の前歯の裏を軽く
たたいて音を出します。
illusion の "u" は口を尖らせて前に突き出すような感じ。
rich の " r " は舌先を上あごの後ろの方に丸めて、
籠もらせた「ゥ」から始めて、舌先を上あごにつけない
まま前に出します。
日本語としては表せないのですが、最後の「チ」には
母音を入れないように注意してください。
慣れて来たら、単語と単語を続けて発音してみて
くださいね。
子どもは親に言えば何でもできるように錯覚していることが
多いです。
そんな時の表現です。
上の表現の illusion の前に「誤った」を意味する false を
付けてもいいです。
Don't you have the false illusion that we're rich?
後ろを節でなく、名詞を使った句にするなら、
Don't you have the illusion of being rich?
have an illusion の代わりに be under an illusion という
言い方もできます。
Aren't you under the illusion that we're rich?
/ Aren't you under the illusion of being rich?
少し難しいですが「誤解」を意味する misperception を
使うこともできます。
Don't you have the misperception that we're rich?
馴染みのある feel を使って
Don't you feel as if we are rich?
/ Don't you feel as if we're rich?
/ Don't you feel as if we were rich?
と言うこともできます。
「あたかも~かのように」を表す as if は仮定法で使うのが
正しいのでしょうが、普通に直接法で使われていることの方
が多いようです。
(その時は we are と省略しない形が多いようです)
他にも
Don't you have the false feeling that we are rich?
/ Don't you have the false sense that we are rich?
Don't you mistakenly believe (that) we are rich?
などと表現することもできます。
ちなみに「目の錯覚」は
optical illusion
trick of the eye
/ trick on someone's eyes
と言います。
錯覚でなかったらいいこと、錯覚だったらいいこと、どちらも
たくさんありますね...。