「けんか」
Stop fighting!
(sタッp ファイティng)
(けんかは止めなさい!)
fighting の "f" 上の前歯で下唇を軽く噛んで発音します。
fighting の "gh" は発音しない文字です。
Stop の "s","p"、 fighting の "g" の後に母音を入れて、
日本語式の「ストップ」、「ファイティング」にならないよう
ご注意ください。
けんかは兄弟姉妹のいるご家庭では日常茶飯事ではないでしょうか?
我が家は一人っ子ですが、けんかがないかというと、どっこい、
祖父とはよーくけんかしています。
娘は心配し過ぎる祖父がうるさいと感じることが多いようで、
娘がつっけんどんに何か言うと、祖父が怒って言い合いに、
時にはつかみ合いに... というパターンが毎日のように繰り返されて
いるようです。
「けんか」は fight/fighting と quarrel, squabble が一般的です。
fight/fighting は取っ組み合いのけんか、quarrel, squabble は
言い争いのイメージですが、「ひどいけんか」に a fierce quarrel,
a fierce squabble というのもありましたので、必ずしも分けられない
ようです。
ちなみに「殴り合いのけんか」はこぶしの fist を付けて fistfight
と言うそうです。
上の表現は
Don't fight!
/ No fighting!
とも言えます。これらは皆、今起こっている最中のけんかにも、
これから起こりそうなけんかにも使えますね。
自分も当事者で、けんかに入っている場合は、"Let's" を用いて
Let's not fight.
と言うこともできます。
すでに起こっているけんかを止めさせるには、上の表現の他に、
Bring the fight[quarrel, squabble] to an end!
/ Put an end to the fight[quarrel, squabble] !
とも言えますね。
こちらも自分が当事者なら文頭に "Let's" を付けてもいいです。
「けんかをする」は fight をそのまま動詞として使ったり、
have a fight[fighting. quarrel, squabble] と言います。
(have の代わりに make を使ってもいいようです)
また、けんかの相手は with で表します。
He always fight with his brother.
/ He always have a fight with his brother.
/ He always have a fighting with his brother.
/ He always have a quarrel with his brother.
/ He always have a squabble with his brother.
「けんかになる」なら get into a fight が一般的です。
He got into a fight with his brother.
「けんかした」だと、上に挙げた表現を過去形にしてもいいですし、
He was in a fight with his brother.
のように be動詞も使えます。
けんかの原因は over (あるいは about)で表します。
They got into a fight over snacks.
(おやつのことでけんかになったのよ)
よく、つまらないことでけんかになるものですが、この「つまらない
こと」は、a trifling matter, small things, something little
などで表せます。
They got into a fight over a trifling matter.
(つまらないことでけんかになったのよ)
「ばかげたこと」なら silly[stupid] things, something silly
[stupid] などを用いて、
They got into a fight over silly things.
(ばかげたことでけんかになったのよ)
と言えばいいですね。
「けんか両成敗」にもいくつか言い方があるようです。
It takes two to make a quarrel.
/ In a quarrel[fight], both sides are to blame.
全くその通りですが、当事者は自分が正しいと思っていますので、
なかなか大変です。
けんかの後は「仲直り」ですが、これについては「仲直り」を参照
くださいね。