Mr. Putter & Tabby Bake the Cake

老人 Mr. Putter と老ネコ Tabby との温かなふれあいが嬉しい、
Mr. Putter & Tabby シリーズの2作目、クリスマスのお話です。

Mr. Putter とネコの Tabby は冬が好き。
彼らは窓辺で外を眺めながら、若い頃のことをうっとりと
想いだすのです。
もうひとつMr. Putter が冬が好きな理由はクリスマス。
7月頃から誰に何をプレゼントするかを考えるのが楽しみ
なのです。
ですが、御近所のMrs. Teaberryへのクリスマスプレゼントを
考えるのは大変です。なぜなら彼女は変わったものが好きだから。
Mr. Putter は、いつも山のようなフルーツケーキを
食べている彼女にふわふわのケーキを焼いてプレゼントする
ことを思いつきます。
簡単だと思っていたのですが、ケーキの作り方も知らず、
道具もなく、料理の本もありません。
Mr. Putter は街の有名なケーキ職人 Mary Sue のお店に行き、
ケーキ作りのための道具一式を100ドルかけて買い揃えます。
クリスマスイブに Mr. Putter はケーキを作り始めますが、
膨らまなかったり、型にくっついてしまったり、失敗の連続。
夜が明ける頃、ようやく素晴らしいケーキができました。
彼はそれを持って Mrs. Teaberry の家に届けます。

Mr Putter の優しい気持ちが、読んでいる人も幸せにしてくれます。
クリスマスにふさわしい1冊です。

総語数 866語。各章は短いですが、4章になっています。
英文があるのは33ページ。1ページに2-13行で、平均6行です。
Native の 6-9才向けとなっています。

難しい単語は
rode (rideの過去、乗る)、snowdrift (雪の吹きだまり)、
grocer (食料雑貨店主)、mound (大量)、airy (軽くて
フワフワの)、cinch (簡単な)、popover (ポップオーバー)、
It's the thought that counts. (大事なのは気持ち。)、
shifter (粉ふるい)、keep someone company (〜と一緒に
いる)、droopy (たれ下がった)、saggy (たれ下がった)、
thrilled (感激した)
くらいでしょうか。


(左:ペーパーバック、右:ハードカバー)
(アマゾンでは、中身が少し見られます)

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