Snow
邦訳は『ゆき』です。
コルデコット賞受賞作品です。
灰色の空から、雪がひとひら、またひとひら。
男の子と犬が気づいて喜びます。
大人は気にかけません。
男の子と犬は喜んで走りまわります。
ラジオもテレビも、雪は降らないといいますが、
男の子と犬は雪が積もるのを楽しみにしています。
いつの間にか、街は真っ白になっています。
雪につられてマザーグースのお話の主人公たちが出てきます。
男の子と犬と一緒に楽しく踊ります。
子どもと大人との対比が面白く描かれています。
自分も子どもだった時に、雪が降ってくるのを心待ちにし、
本当に降ってきた時はとても嬉しかったのを思い出します。
総語数 155語。
英文があるのは26ページ。1ページに1行-4行、平均1.5行です。
対象はnativeの3-7才となっていますが、もう少し小さなお子さん
でも大丈夫だと思います。
難しい単語は
beard (発音:ビアd、あごひげ)、float (浮かぶ)、
take one's place (定位置につく)、swirl (発音:sウーゥ、
回転する)、twirl (発音:tウーゥ、回転する)、grow
(~の状態になる)
くらいでしょうか。
(ペーパーバック)