In the Small, Small Pond

コルデコット賞受賞作品です。
  
おたまじゃくしがくねくね泳いでいたり、がちょうとひなが
よたよた水辺や水の中を歩いていたり、トンボが飛びまわったり、
カメがゆっくりまどろんでいたり、サギがくちばしを素早く
水の中に突き刺したり、カエルがバシャっと飛び込んで
小魚たちがちらばってしまったり、ミズスマシが輪を
描いたり、ツバメたちが急降下して水面を素早くすくったり、
カニたちがカチカチはさみをならしたり、水鳥が水の中に
バシャっと頭を突っ込んだり、アライグマが水を手で
パシャパシャしたり、マスクラットが集まってきたり。
冬になり、冬眠の季節には池は静かになるのでした。

池に集まる小動物たちの動きを、擬音語などを並べて、
ライム(rhyme、韻)に組み立てた作品です。  
色使いが鮮やかで、ダイナミックな絵がリズムとともに
体の中に染み込んでくる感じです。


総語数 69語。
英文があるのは28ページ。完全な文はありません。
1ページに単語が平均2語です。
対象はnativeの4-5才となっていますが、もう少し小さな
お子さんでも大丈夫だと思います。
難しい単語は
wiggle, wriggle (くねくね動く)、jiggle (軽く揺れる)、
tadpole (オタマジャクシ)、waddle (よたよたと歩く)、
wade (水中を歩く)、geese (gooseの複数形、ガチョウ)、
shiver, quiver (震える)、drowse, doze (うとうとする)、
lash (素早い動き)、lunge (突き刺す)、heron (サギ)、
plunge (突っ込む)、splatter (ピシャピシャ跳ねる)、
minnow (小魚)、swirl (発音:sウーゥ、回転する)、
whirligig (ミズスマシ)、twirl (発音:tウーゥ、回転する)、
sweep (サッと動くこと)、swoop (急降下)、click, clack
(カチッ)、claw (カニ・エビのはさみ)、crack (ピシャリと鳴る)、
dabble (水を跳ねかける)、flip (サッと動くこと)、
splish, splash (バシャバシャ)、paw (動物の手)、
flash (チラッと見せる)、pile, stack (堆積)、
pack (群がる)、muskrat (マスクラット)、chill (冷たい)
とたくさんありますが、あまり深く考えずに、音と絵を
楽しめばいいと思います。


(ペーパーバック)

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