" Simple Simon "
ちょっと間抜けなサイモンさんとパイ売りのおじさんとの
やり取りなどが歌になったものです。
メロディーは『アルプス一万尺』のメロディーですので、
きっと耳にしたことがあるはずです。
Simple Simon met a pieman,
Going to the fair;
Said Simple Simon to the pieman,
Let me taste your ware.
Pieman said to Simple Simon,
Show me first your penny;
Said Simple Simon to the pieman,
Sir, I have not any.
Simple Simon went a-fishing,
For to catch a whale;
All the water he had got,
Was in his mother's pail.
Simple Simon went to look
If plums grew on a thistle;
He pricked his fingers very much,
Which made poor Simon whistle
以下の単語が韻(rhyme ライム)を踏んでいますので、
その響きを楽しんでください。
fair (市場) と ware (商品)
penny (ペニー) と any (何も)
whale (クジラ) と pail (バケツ)
thistle (アザミ) と whistle (口笛を吹く)
*thistle も whistle も最後から3番目の "t" は
発音しません。
パイを食べたいけどお金は持ってないし、クジラを釣りに
行くのにお母さんのバケツを持って行くし、アザミにプラムの
実がなってないかと触って棘を刺してしまうし...。
困ったちゃんですね。
歌のスピードが少し速いので、練習してから歌ってみて
くださいね。
1番と3番の3行目頭の Said、
3番4行目頭の Was、
4番2行目頭のIf、
3行目頭の He、
4行目頭の Which
は前の行の終わりに続けて弱く歌われますので気をつけて
ください。
そこをクリアすれば、それほど難しくないと思います。
英語のリズムの強弱がよく表れている、いい歌だと思います。